A.平成18年10月1日から、全ての自動車運送事業者さんは運輸安全マネジメントを実施し、輸送の安全性の向上に努めることが求められるようになりました。
貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律が施行され、トラック事業の経営者様から現場のドライバーまで一丸となって安全性の向上を図り、会社全体に安全意識を浸透させるための運輸安全マネジメントが導入されました。
全ての運送事業者様が安全性の向上のための計画を策定して実施し、その効果を評価~改善すべき点が見つかれば、問題点についての整理を行い、計画を再策定し実施するという取り組みを行います。日々、常に安全意識のレベルアップを図ろうとするものです。
平成19年4月からは、300両未満の中小事業者に対しても監査等の際に経営者様の安全に対する取り組みの姿勢に問題があると判断されれば、評価が実施されることになります。300両未満であって法律上の安全管理規程の作成義務が無い事業者様であっても、積極的に運輸安全マネジメントに取り組む必要があります。
事業者様の忙しさは私どもも良く理解しております。しかし、たとえ日常業務で多忙であっても、中長期的なビジョンで少しづつ取り組まれる事業者様は、あらゆる面で良い方向へと伸びていることを実感しています。
では具体的に何をすれば良いのでしょうか?事業者様ごとに取り組みが異なりますので、実際に事業者様の現状を見せていただいたうえで、適切なアドバイスをさせていただくことになります。
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